病院内保育所に勤める保育士のお給料について調べました。勤務時間や残業についてもあわせて確認していきましょう。
病院内保育士のお給料は、約21万円程度となっています※。福利厚生が手厚く、時間外手当や夜間手当、勤務先によっては退職金がでることも。他業種と比べると、まだまだ十分なお給料・待遇とは言い難いかもしれません。
※平成29年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査(https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/kijun_34/pdf/s1-2.pdf)
一般的な病院内保育所では、基本的にシフトの3交代制を設けています。そのため、保育士が夜勤の保育を担当することも。病院によっては、まだ子どもが小さい職員の勤務を日中に限定しているので、夜勤がない場合もあります。
病院内保育所では大きな行事がない場合が多く、行事の準備で残業が発生することはほとんどありません。ある程度勤務時間が決まっていれば、自分の時間を確保したいという方は予定が組みやすいのではないでしょうか。
病院内保育所に勤める保育士は、通常の保育士と比較してお給料以外にもメリットがたくさんあります。
夜勤はちょっと嫌だな…と感じる保育士もいることでしょう。多くの病院内保育所では夜勤手当がつくため、その分お給料が潤うのは確かです。
病院内保育所は、小規模で運営を行っている場合が多いので、一人ひとり子どもと向き合い、ゆったりとした保育を行うことができます。大きな行事がないため、準備に追われて疲労困憊になることもありません。
子どもの保護者は、すぐ近くで働いている医療スタッフです。体調不良や怪我など、何かトラブルがあれば、すぐに相談して駆けつけてもらうことができます。こうした近い距離でのコミュニケーションが、信頼関係に繋がることもあるでしょう。
子ども達とゆっくり向き合える病院内保育所。子ども達一人ひとりの成長を見守り、保護者からの「ありがとう」をもらえることは、保育士にとって何よりもやりがいになるのではないでしょうか。病院内保育所での勤務が気になる方は、メリットや求人情報を確認しましょう。