病院内保育所は無資格でも働ける？

病院内保育所で保育士として働く場合、無資格で勤務することは可能でしょうか。実は、無資格でもパート/アルバイトとして勤務をすることが可能です。任される役割としては、保育補助となります。

例えば、「子育て経験がある」「子どもと触れ合う仕事の経験がある」方は即戦力になりますので、無資格でも採用される可能性が高くなるでしょう。

保育士の資格は必須？

正社員として勤務をする場合は、保育士資格が必要。病院内保育士と言っても、医療行為をするわけではないので、保育士資格を持っている方は一般的な保育園とほぼ変わらない仕事内容となります。

医療保育専門士という資格がある

2007年に、「医療保育専門士」という資格が誕生しました。病棟保育士や医療保育士、病児保育士、障がい児保育士などを対象に、より特化した研修制度を確立させるためにできた資格です。資格を取得することができれば、一定の水準をクリアしている証明になります。

もちろん、取得は必須ではありませんが、こうした資格を持っていると採用の幅が広がるかもしれません。

無資格で働く場合の仕事内容

無資格で病院内保育所への採用が決まった場合、保育補助として保育士を陰ながらサポートする役割を担います。病院内保育所だからといって、一般的な保育園と業務の違いはそこまでありません。泣いている子をあやしたり、子ども抱っこしたり、空いている時間に清掃をしたり…。保護者から見れば保育士・保育補助どちらも“先生”なので、責任ある態度・行動が必要です。

無資格で働く場合の夜勤について

常に患者を受け入れる病院は、365日24時間体制で稼働しています。そのため、病院内保育所に子どもを預ける医療スタッフが夜勤の場合、保育所が夜勤明けまで子どもを預かることも珍しくありません。その場合、保育補助が保育所の夜勤に入ることはあまりなく、基本的には保育士が業務を担当することになります。病院内保育所によってルールが異なるので、必ず確認をしてから求人に問い合わせるようにしましょう。

無資格でも働ける病院内保育所の求人あり

資格を持っていなくても、保育補助として働くことができる病院内保育所。自分が保育補助としてどのような働き方をしたいのかを考えて、就職先を選ぶことが大切です。目標や希望を持たずに求人を探してしまうと、自分が描いた通りの職場に就職できない可能性があります。すでにその病院内保育所へ勤務をしている先生の声や、病院内保育所のメリットをしっかり確認して、失敗しない転職を目指しましょう。

病院内保育所で働く
保育士のメリットとは？