保育士と放課後デイサービスは、仕事内容が比較的近いために転職を考えている方も少なくないかもしれません。ここでは、保育士から放課後デイサービスへの転職を考えている方のために、基本的な仕事内容や必要となる資格など、知っておきたい情報を紹介していきます。
保育士の仕事としては、子どもの生活全般の世話や食事や排せつなど生活習慣を身につけさせるなどが挙げられます。放課後デイサービスの仕事内容は、児童の迎え、トイレ介助、体操などの集団活動、宿題や帰りの送迎などを行うので、保育士と共通する部分が多くなっています。ただ、放課後デイサービスは施設によって運動に特化したり塾のような形式をとっていたりなど特徴があるため、仕事内容も施設によって多岐に渡ることがあるでしょう。
放課後デイサービスの対象となるのは、学校通学中の障害児です。通う子どもは小学校就学後から高校生まで幅広く、 個々の状況に応じた発達支援や社会経験の幅を広げる、地域社会との交流を図るなどの後方支援を行います。障害児のための学童保育と呼ばれるのは、このためです。
2017年4月からの新基準により、放課後デイサービスの職員は児童指導員・保育士・障害福祉サービス経験者(2年以上)であること、そしてその半数は児童指導員または保育士とすることが定められました。つまり、職員は保育士であることが求められているのです。
給与や待遇については、障害児を対象としていることや自治体からの補助金がある関係で、保育園などで保育士として働くよりも恵まれている傾向にあります。福利厚生が充実している、勤務時間が短いといった点も魅力です。
また、放課後デイサービスはこれから需要が増えていくことが考えられるので、求人は今後も増えていくことが考えられます。
放課後デイサービスで5年以上の実務経験があれば、児童発達支援管理責任者の資格取得を目指して研修が受講できます。 子どもの成長に応じて家庭や関係機関と連携を取りながら療育を推進するリーダーであり、障害児通所支援と障害児入所支援は事業所ごとに1名の児童発達支援管理責任者を置かなければいけません。資格を取得すれば、責任者として待遇アップが期待できます。
放課後デイサービスの職員は少人数で運営しているところが多く、人手が十分ではないことが少なくありません。1人で複数の子どもを対応しなければいけない場合や、逆に1人の子どもにつきっきりで対応しなければいけない場合などもあります。
また、スタッフごとに知識や経験の差が大きいのも大変な点です。
年齢幅が広く障害の種別や状況に応じた個別対応が求められるため、発達段階の把握など幅広い知識が求められます。保育士としての知識だけではケアできない部分も多いため、日々勉強していかなければいけません。
放課後デイサービスで働くためには、保育士資格があること、児童指導員の任用資格 があること、または障害福祉サービスに2年以上従事していることが求められますので、保育士の資格があればすぐに働けます。
また、送迎業務を行う際には普通運転免許が必要になることがあります。
保育の経験は2~3年のみで飲食の仕事をしていました。ずっと興味のあった保育の仕事でしたが、自分に出来るか不安でした。しかし入社後、不安な事は先輩が優しく教えて下さり、勤務時間等も考慮してもらいました。今は優しい同僚やかわいい子ども達に囲まれて楽しく働いています。
※参照元:みいんななかよし採用情報(https://miinnanakayoshi.com/recruit)
該当する情報はありません。
協会名 | 一般社団法人 障がい児成長支援協会 |
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住所 | 岐阜県可児市長坂二丁目107番地 |
電話番号 | 0574-66-5166 |
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引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)
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