給料が低い、賞与をもらえないなど、お金にまつわる悩みで「仕事を辞めたい」と考える保育士は多いですが、実際にどれほどの金額をもらえているのでしょうか。統計データを元に、一般的な保育士の給与をご紹介します。また、本当に保育士の給与は少ないのか、株式会社メディフェアの保育所で働く保育士の沙織先生に取材しました。
内閣府が発表している、「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」によれば、私立保育所へ勤務する保育士の平均収入が常勤で月額約30.2万円、非常勤で月額約18.8万円、公立保育所へ勤務する保育士の平均給与が常勤で月額約30.3万円、非常勤で月額約16.3万円となっており、全体で見れば月額平均およそ23.9万円という結果になりました。(※1)
また、厚生労働省が発表している「平成 30年賃金構造基本統計調査の概況」を参照すると、「教育・学習支援事業」に従事している人の平均月額給与が、正社員・正職員で男性45.5万円、女性32.9万円、非正規で男性25.3万円、女性22.4万円となっています。(※2)
一方、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査結果」によれば、平成30年度の日本全体の給与所得者の平均月収は約36.7万円となっており、単純に平均月収だけを比較すると保育士の方が低めになっているといえそうです。(※3)
ただし、日本の平均月収は大企業の男性管理職などが全体を底上げしており、例えば保育士の大部分を占めている女性の平均月収が24.4万円であることを考えれば、実際の保育士の平均給与は全体と比較してもそこまで低いものではないでしょう。
その上、保育士と一口にいっても、働き方や勤続年数によって給与額は変わるので、雇用条件次第では平均を上回る保育士も少なくないと考えられます。
※1 参照元:内閣府「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】」
(https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/data/pdf/chousa/kekka.pdf)
※2 参照元:厚生労働省「平成 30 年賃金構造基本統計調査の概況」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/dl/13.pdf)
※3 参照元:国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」(https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm)
厚生労働省の調査結果によれば、賞与を受け取っている保育士において、平均賞与額は約70.77万円となっています。(※4)
なお、保育士の賞与額は2016年度が平均58.82万円、2017年度が66.25万円であったことを考えると、徐々に賞与額が上がってきている点も重要です。
これに対して、日本国内の平均賞与額を見ると、事業所規模5~29人程度の企業で平均52.7万円程度、30~99人規模の企業で平均67.5万円程度となっており、むしろ保育士の平均賞与は中小企業と比較すれば高めということがポイントです。
※4 参照元:e-Start「賃金構造基本統計調査」(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610)
保育士等確保対策検討会が平成27年に発表した「保育士等に関する関係資料」(※5)をもとに、保育士の年齢別の年収をまとめました。
※5 参照元doda「平均年収ランキング 最新版」(https://doda.jp/guide/heikin/age/)
2013年に、国から保育所へ補助金を交付して職員の昇給を促す「保育士の給料引き上げ策(保育士処遇改善加算)」が決定され、2017年には保育士のキャリアアップを目標とした制度「処遇改善加算II」もスタートしています。
この結果、保育士の給与額は制度の設けられていない他業種と比較して、加算分だけ上がりやすくなっているといえます。
また、保育士のキャリアに応じて「専門リーダー」や「副主任保育士」といった階級も新設されており、一定以上の勤続年数の保育士が意欲的にキャリアアップ研修を受けていけば、平均以上の月収をさらに伸ばせる可能性も広がるでしょう。
介護士や保育士はもっとお給料をもらってもいいと思います。看護師並みとは言いませんが、そもそも看護師も人手不足によって今ほどの高給になったんだと個人的に思っています。
仕事はとても大変なのにお給料が安すぎますよね。資格がほしくて保育士になる人もいるでしょうが、保育士という仕事や子どもが好きでないと長続きは難しいかもしれません。そうでなければ、仕事と割り切れるメンタルが強い人ですかね。
保育士になりたいと言う娘には、「同じように働いても、周りの3分の1くらいしかお給料もらえなくても納得できる?」と話しています。これから改善されるでしょうが、それでも数パーセント増えるくらいだと思っています。
結婚までの腰かけであればいいですが、ずっと働くと考えるとお給料も待遇も悪いと思います。とても必要とされている職業の割りに自己犠牲の心を必要とし、軽視されている感が大きいです。この低待遇がどう変わっていくのか気になるところです。
保育士の給料や賞与に対して、アンケートでは様々な意見があがりました。世間的に見ても、「保育士=給与が低い」というイメージであるようです。
もちろん、すべての保育施設が給与や昇給において何も対策を講じていないわけではありません。まだまだ改善の余地があると考え、保育士の職場環境を整えようと取り組みを行う保育所もあります。
保育士のキャリアプランは一般的に研修期間→担任補助→担任→副主任→主任→副園長→園長というようにステップアップしていきます。私立保育園の場合は、園長の次の最終的なキャリアは理事長です。
私立か公立かによってキャリアアップに必要な勤続年数は異なりますし、私立の場合はどういった基準でキャリアアップが認められるかは違いがありますが、基本的には研修期間からスタートして担任になるまで3〜10年、主任になるまで8〜25年くらいが目安です。もちろん長く働けば確実にキャリアアップできるというわけではなく、役職に見合う知識やスキルも必要です。公立保育園で副園長や園長を目指す場合は、昇進試験に合格しなくてはいけません。
まずはなんといっても経験を積まなければなりません。それぞれの役職には役職ごとに求められている知識やスキルがあります。今の役職でどんな知識やスキルが求められているのか考え、一つ一つそれを身につけていくことが大切です。また自分が目指している役職の保育士はどんなふうに働いているのかも身近な人から学んでいきましょう。平成29年度に保育士のキャリアアプの仕組みが改定され、一般保育士と主任保育士にキャリアアップする前の間に、副主任保育士・専門リーダー・職務分野別リーダーという役職が新設されています。より昇格しやすくなっているので、昇格に伴い昇給も見込めるでしょう。
そして資格を取得することも昇格・昇給に繋がります。保育士として役立つスキルとしてアピールできる資格は運動保育士、絵本専門誌、イングリッシュエキスパート保育士などがあり、それらを取得することで資格手当が出たり、スキルのある保育士と認められて昇給できたりする可能性があるでしょう。また研修に積極的に参加し、保育士としてスキルアップすることも重要です。
それから公立保育士を目指すのも一つの方法です。公立保育士は公務員ですから、昇給もボーナスもあります。公立保育士としてキャリアアップした場合、私立保育士よりも給料が高いというデータがありますので、保育士として安定した給料を得たいという人におすすめです。
十分な知識やスキルがあるにも関わらず今の職場で昇給するのが難しいと感じるのであれば、この機会に転職して昇給を狙うという手もあります。保育士不足の今、優秀な保育士を求めている保育所のなかにはいい待遇を提示しているところも少なくありません。しかもそういった保育所では給料だけでなく、その他の待遇面も好条件なことが多いです。もし転職も考えているのであれば、こまめに求人をチェックしてみましょう。今の給料より大きく昇給できるチャンスに出会える可能性は十分にあります! まだスキル不足だなと感じる部分があるのであれば、求人情報をチェックしながら積極的に研修を受けたり、資格の取得を目指したりしましょう。しっかりと知識やスキルを身につけて準備しておけば、いざ理想的な求人に出会った時も自信を持って挑戦することができます。どういった条件を求めている求人が多いのかもチェックしておき、その条件を満たせるように日々の業務で成長できるよう努力してみましょう。
保育士の正社員の平均年収は309万円ですが、どの施設で働くかによっても給料は大きく異なります。
まず一般的な公立・私立の保育所です。
公立常勤 | 公立非常勤 | 私立常勤 | 公立非常勤 | |
---|---|---|---|---|
保育補助者 | 148,720円 | 149,238円 | 223,584円 | 168,561円 |
保育士 | 303,113円 | 162,859円 | 301,823円 | 187,816円 |
主任保育士 | 561,725円 | 257,531円 | 422,966円 | 344,103円 |
施設長 | 632,982円 | - | 565,895円 | 536,146円 |
公立・私立それぞれの認定こども園の平均給料は以下の通りです。
公立常勤 | 公立非常勤 | 私立常勤 | 私立非常勤 | |
---|---|---|---|---|
教育・保育補助者 | 171,961円 | 142,845円 | 213,170円 | 174,407円 |
講師 | 184,852円 | 153,527円 | 250,987円 | 232,119円 |
助保育教諭 | 163,080円 | 147,172円 | 235,921円 | 172,516円 |
保育教諭 | 287,181円 | 150,441円 | 279,954円 | 188,725円 |
指導保育教諭 | 455,717円 | - | 336,739円 | 361,575円 |
主観保育教諭 | 514,214円 | 209,068円 | 375,965円 | - |
教頭 | 556,730円 | - | 395,512円 | - |
副園長 | 602,086円 | - | 462,597円 | 847,919円 |
園長 | 618,928円 | 222,359円 | 556,400円 | 526,671円 |
3歳未満の児童を家庭的保育者の自宅で保育する家庭的保育事業の平均給料は以下の通りです。
私立常勤 | 私立非常勤 | |
---|---|---|
家庭的保育補助者 | 232,892円 | 197,228円 |
家庭的保育者 | 358,988円 | 171,018円 |
0〜2歳児を対象とした小規模保育事業の平均給料は以下の通りです。
A型常勤 | A型非常勤 | B型常勤 | B型非常勤 | |
---|---|---|---|---|
保育補助者 | 235,183円 | 170,387円 | 231,115円 | 161,931円 |
保育士 | 268,755円 | 172,324円 | 269,617円 | 192,001円 |
主任保育士 | 303,289円 | - | 309,912円 | - |
管理者 | 342,861円 | 183,370円 | 362,007円 | - |
企業や病院など事業所内で保育を行う事業所内保育事業の平均給料は以下の通りです。
A型適用常勤 | A型適用非常勤 | B型適用常勤 | B型適用非常勤 | 20人以上常勤 | 20人以上非常勤 | |
---|---|---|---|---|---|---|
保育士 | 238,168円 | 226,312円 | 264,238円 | - | 269,782円 | 236,329円 |
主任保育士 | 266,081円 | 256,705円 | 266,264円 | - | 355,918円 | - |
管理者 | 341,349円 | 315,349円 | 323,546円 | - | 352,212円 | - |
保育士の給料は都道府県によっても大きく異なります。都道府県別の月収とボーナスなどの特別給与は以下の通りです。
月収 | ボーナスなど | |
---|---|---|
北海道 | 232,600円 | 754,300円 |
青森県 | 223,300円 | 790,400円 |
岩手県 | 217,900円 | 670,100円 |
宮城県 | 215,100円 | 422,600円 |
秋田県 | 205,300円 | 901,500円 |
山形県 | 202,800円 | 705,300円 |
福島県 | 225,500円 | 652,300円 |
茨城県 | 223,900円 | 746,200円 |
栃木県 | 243,500円 | 679,900円 |
群馬県 | 240,000円 | 819,600円 |
埼玉県 | 239,700円 | 535,300円 |
千葉県 | 280,500円 | 521,000円 |
東京都 | 292,100円 | 596,800円 |
神奈川県 | 262,600円 | 768,000円 |
新潟県 | 197,800円 | 525,400円 |
富山県 | 227,200円 | 741,800円 |
石川県 | 235,800円 | 749,000円 |
福井県 | 224,200円 | 892,000円 |
山梨県 | 242,900円 | 680,100円 |
長野県 | 220,500円 | 839,400円 |
岐阜県 | 199,800円 | 453,700円 |
静岡県 | 228,800円 | 643,400円 |
愛知県 | 253,000円 | 738,600円 |
三重県 | 224,600円 | 735,500円 |
滋賀県 | 241,100円 | 1,216,700円 |
京都府 | 253,400円 | 737,500円 |
大阪府 | 252,900円 | 657,800円 |
兵庫県 | 250,800円 | 735,700円 |
奈良県 | 246,800円 | 693,700円 |
和歌山県 | 217,400円 | 715,500円 |
鳥取県 | 239,200円 | 745,400円 |
島根県 | 208,300円 | 784,000円 |
岡山県 | 214,800円 | 759,200円 |
広島県 | 254,300円 | 769,800円 |
山口県 | 253,800円 | 714,400円 |
徳島県 | 219,300円 | 557,300円 |
香川県 | 228,800円 | 592,600円 |
愛媛県 | 215,200円 | 947,000円 |
高知県 | 219,900円 | 679,900円 |
福岡県 | 251,200円 | 790,900円 |
佐賀県 | 212,600円 | 517,200円 |
長崎県 | 234,700円 | 905,100円 |
熊本県 | 236,400円 | 834,400円 |
大分県 | 235,600円 | 867,100円 |
宮崎県 | 238,500円 | 784,800円 |
鹿児島県 | 231,900円 | 647,700円 |
沖縄県 | 227,700円 | 555,100円 |
保育士はよく「給料が低い」と言われますが、確かに正社員の平均年収は309万円、派遣社員の平均時給は1,277円となっており、他の職業と比べても低いです。多くの人にとって必要な職業であるにも関わらず保育士の平均給料が低いのは二つの原因があります。
まず一つ目は「運営費の構造」です。保育園の運営に必要な費用は公定価格として法律によって決まっています。公定価格は自治体から保育所に支払われている委託費と利用者がから徴収したお金で成り立っているのですが、運営費や費用の配置基準が法律で詳細に定められているため、人件費が大きくアップすることがありません。そのため保育士は他の職種と比べても給料が低く、また昇給もしにくいという背景があります。
もう一つは「保育士の仕事と給料が見合っていないこと」です。保育士の仕事はただ子どもの世話をするだけではありません。保育のために準備したり書類仕事があったりで残業をしていない保育士は全体の16%しかいないことがわかっています。なかには仕事を持ち帰る保育士もいますが、仕事量に見合った給料が出ないことから保育士は給料が低いという声がよく聞かれるのです。
今回ほいくらぶは、2011年の創業以来、女性のライフイベントによる離職率がほぼ0%である、株式会社メディフェアの保育所で働く保育士の沙織先生に取材を敢行。保育士の離職理由として最も多い※給与や昇給についてのお話を、メディフェアへの転職ストーリーとともに詳しく伺いました。
※参照元:東京都保育士実態調査報告書(平成26年度3月発表)(http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2014/04/documents/60o4s201.pdf)
―メディフェアの保育所へ転職するまで、どのような保育園で働いていたのでしょうか。
前職では、定員160名の大規模な保育園に勤めていました。子どもの数は多いのに職員の数が足りていなかったので、毎日、保育や行事に追われていました。子ども一人ひとりと関わる時間がないことに気づき、もっとゆっくり関わりたいと思ったことが小規模保育所へ転職を決めた理由です。前職では、子ども達に挑戦させたいことがあっても、人数の関係上難しいケースが多かったのですが、小規模保育所では、食育など様々なチャレンジをさせることができています。
―前職の大規模な保育園からメディフェアの小規模保育所へ転職するにあたって、給与が減ってしまう心配はありませんでしたか?
確かに、前職の方が基本給は高いのですが、交通費や残業代、家賃手当の支給がなかったので、あまり満足していませんでした。なにより、サービス残業の多さが一番不満でしたね。メディフェアでは、残業した分、必ず残業代を支給してもらえます。残業が発生すること自体、そんなに多くはないのですが。また、交通費や家賃手当も支給してもらえるので、結果的に転職してすぐは前職と変わらないお給料で働くことができていました。
―毎月の給与に不満はないということですね。昇給についてはどうでしょう?
前職では昇給しても1年で1000円ほどでしたが、メディフェアで働くようになってから1年で5500円も昇給したので、本当に驚きました。昇給額が予想以上だったので、親に報告をしたらとても喜んでくれていましたよ(笑)。毎日の生活にゆとりがでて、貯金もできています。
―メディフェアから支給される給与や昇給額は、ご自身の働きに見合っていると感じますか。
はい。こんなに評価していただけると思わず、嬉しいです!
―給与や昇給について不満を感じずに働ける職場って、そんなに多くないと思います。業務の負担や職場環境についてはどうでしょうか。
そうですね、メディフェアへ転職してから、持ち帰り仕事がなくなったこと、残業が減ったことで、前職より体力的・精神的負担が減っていると感じています。職場環境についても問題ありません。以前働いていた保育園で0歳児の担任を持ったことがあるのですが、先輩の先生がいながらも毎日の保育に追われ、わからないことを聞く機会がありませんでした。メディフェアの保育所へ転職してからは、ベテランの先生や子育て経験が豊富な先生にわからないことを質問しながら、子ども達と向き合うことができています。
―具体的に、小規模保育所でのチャレンジが子ども達の成長につながったと感じたエピソードがあれば教えてください。
家ではご飯とウインナーなど特定の食べ物しか食べなかった子の保護者の方に、「メディフェアの保育所に通うようになってから、野菜や魚を食べるようになりました」と言われたことがあります。子ども達と向き合う時間が以前の職場よりも増え、いろんなチャレンジを見届けることができている結果かもしれません。子どもの成長に貢献できたと思うと、嬉しかったですね。
―業務に余裕があるからこそ、子ども達と向き合いながら、保育士としての経験値を積めているのですね。最後に、沙織先生が感じているメディフェアの保育所ならではの良さがあれば教えてください。
まず、他の保育所と違って保育内容が充実しているところが魅力的ですね。例えば、英語講師による「play time」では、幼いころからネイティブな英語に触れる機会を設けていて、保育士の立場から見ても子どもの可能性を引き出す環境が整っていると感じます。あとは、小規模保育所だからこそ異年齢同士の交流が多い点も素晴らしいです。以前、0歳児の女の子が泣いているときに、2歳児の男の子数名が女の子の頭をヨシヨシとなでたり、おもちゃを貸してあげたりしていて…。異年齢同士の交流がある環境は、心の優しさを身につけていくんだと子ども達から教えてもらいました。
―給与や昇給に関するお話を中心に伺いましたが、メディフェアの保育所は保育士としての学びが多い環境でもあると感じました。素敵なお話を聞かせていただいて、ありがとうございました!
ありがとうございました!
関連ページ
引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)
メディフェアは、長く働きづらいと思われている保育士の過酷な就業環境を改善するべく、さまざまな面を見直すことで待遇を良くし、保育士の皆さんが楽しく働くことのできる環境を目指しています。