保育士の残業事情

保育士が「辞めたい」と思う理由に、残業や持ち帰り仕事など「仕事量の多さ」があります。なぜそれほど残業や持ち帰り仕事が多くなってしまうのか、調べました。また、残業なしを基本ルールとする株式会社メディフェアで働く保育士の恵美先生へインタビュー。残業なしでの勤務は難しいのか、保育士が働く現場の実態について聞きました。

メディフェアで働く恵美先生に
残業についてお話を伺いました

保育士で残業なしは難しい?

一般的に、保育士の労働時間は実働8時間です。この8時間という時間は、あくまで「子どもの相手をする」時間。しかし、保育士の仕事は子どもの相手をするだけではありません。

日報はもちろんのこと、行事の企画や準備、おたより作り、保育計画の作成など、事務作業も保育士の大切な仕事。この事務作業が、保育士にとって「残業」となるケースが多いようです。事務作業を終わらせずに帰るわけにはいきません。ほいくらぶが行った独自のアンケートでも、「残業なし」で働けていると回答したのは、たったの16%でした(※アンケート調査期間2019/4/15~2019/4/30)。

保育士の平均的な残業時間

平成26年の厚生労働省・賃金構造基本調査※によると、保育士の残業時間は1か月で4時間と発表されました。週に2日ちゃんと休めていると仮定して考えると、1日あたりの残業時間は10分程度です。実際、1日10分程度の残業時間で業務を終えられているのでしょうか。

今回、ほいくらぶが独自でとったアンケート(※アンケート調査期間2019/4/15~2019/4/30)によると、保育士を辞めたいと考えた理由として、「残業や持ち帰り仕事が多い」と答えた人が全体の半数以上いました。

残業や持ち帰り仕事の頻度については、「ほぼ毎日残業をしている」との回答が20.8%、「週の半分は残業をしている」との回答が16%という結果に。実際は、1~3時間程度の残業や持ち帰り仕事が当たり前で、保育士のなかには、行事の準備などにより、8時間や一晩仕事が終わらなかったと回答した方もいました。

ほいくらぶのひとこと

独自調査ではありますが、現実的にはなかなか残業なしで業務を終えている保育士が少ないのかもしれません。

※参照元:賃金構造基本調査(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html

保育士の残業に対する世の中の意見

象のアイコン

持ち帰りの仕事はどうしてもあると思います。ピアノも弾かなくてはいけないので、得意であればいいですが、苦手だと練習時間が多くて大変です。

ライオンのアイコン

昨年から保育士として働くようになりましたが、休憩もちゃんととることができず、サービス残業も多いです。子どもが好きなだけでは納得いかないですね。ボランティアと思いながら働いています。

クマのアイコン

人が足りなさ過ぎて毎日残業です。園によって違うと思うので、ハズレに当たってしまったようですね。やめようかなと考えています。

うさぎのアイコン

「仕事内容」ではなく「労働環境」が悪いと感じます。まだまだ保育の現場は改善できる余地が存分にあるのに…。現段階では残業含め様々な理由からブラック状態で、職場に不満が溢れかえっています。

「子どもは好きなのに、保育士の職場環境が悪いから辞めたくなる」と、感じている方が多いようですね。保育園によって職場環境に違いがあるようで、毎日残業をしているという方もいました。残業なしで働いて、「ボランティアではないのに…」と思う気持ちもわかります。

ここで見直すべきなのは、保育士という仕事ではなく、保育園という職場であるように思います。特に、子どもが好きで保護者の方を助けたいと高い志をもって保育士になった方であれば、保育士を簡単にやめてしまうのはもったいないのではないでしょうか。

【取材】恵美先生に残業のお話を聞きました

ほいくらぶは、残業なしを基本ルールとする、株式会社メディフェアで働く保育士の恵美先生に取材を敢行。本当に残業なしで働けているのか、残業があったとしても残業代はしっかり出ているのかなど、メディフェアへの転職ストーリーとともに詳しくお話を伺いました。

妊娠をきっかけに地元・長崎へ。子育てと両立できる保育所を探して

メディフェア恵美先生
土井恵美先生

―保育士歴11年。ベテラン保育士さんと言っても過言ではない恵美先生ですが、メディフェアで働く前はどのような保育園で働いていたのでしょうか。

東京都にあるカトリック系の保育園に勤めていましたが、妊娠したことをきっかけに、地元長崎県での出産、育児を希望して退職しました。自分が育児をしていくなかで、子どもが幼い時期こそより多くの愛情が必要だと感じ、子ども一人ひとりと親密に関わりを築いていけるであろう小規模保育への転職を検討。自分のライフスタイルに合わせ、勤務時間を決めることができるメディフェアへ就職しました。子育てと仕事の両立を支持してくれるので、とても働きやすく感じています。

―メディフェアへ就職してから、子育てと仕事の両立が上手くいっているようですね。以前勤務されていた保育園と比べて、メディフェアの保育所の方が良い点があれば教えてください。

小規模保育なので、保育士の配置人数が多く、子ども一人ひとりの気持ちに寄り添った保育ができるようになりました。子ども達にも気分が乗らなかったり、疲れた日があるということを感じ取ることができるので、無理にその日の活動をさせるのではなく、その子に合った保育活動を設定することができています。保育士の人数が充実していることで保育士の心に余裕が生まれ、より良い保育へと繋がっているのではないでしょうか。

全員で助け合って残業は一切ナシ、家族との時間が充実しています

―職員の人数が充実していることで、他にはどのようなメリットがありますか。

職員間で事務作業の分担が上手くできているため、残業や持ち帰り仕事が一切ないです。勤務時間内に事務仕事を終わらせるよう職員同士で声を掛け合っているので、1人だけに負担がかかるようなことはありません。子育てと仕事を両立している身としては、定時に上がれることはとてもありがたいですね。

―残業や持ち帰り仕事がない分、自分のために使える時間が増えたのではないかと思います。

はい。子育て中なので、子どもとじっくり関われる・家族の時間を取れることが嬉しいですね。家庭との時間が充実することで気持ちをリセットし、リラックスした状態で仕事に取り組むことができています。メディフェアの環境が自分のライフスタイルにぴったりで、本当に助かっています。

メディフェアだからこそできる保育とは

―メディフェアの取り組みの中で、他の保育園とは違うと感じることはありますか。

メディフェアでは、決まった保育活動を提示するのではなく、現場の保育士が良いと思った保育活動を支持してくれます。本当に必要だと思う保育を、子ども達に一番近い現場目線で考えて取り入れられることは、子どもの可能性を拡げることに繋がるはず。また、「プレイタイム」という、英語学習の活動を積極的に取り入れ、幼いうちから生きた英語に触れあえる機会を設けています。

―子ども達の成長を第一に考えて、メディフェアが試行錯誤している様子が伝わってきます。最後に、メディフェアの保育所の魅力が伝わるエピソードがあれば教えてください。

毎朝、元気に登園してくる1歳児の男の子のお母様にいただいた、「子どもが母親から離れ、涙も見せず保育園へ行けるということは、当たり前なことではない。きっと保育園が楽しく、先生達が優しく接してくださっているから。毎日、笑顔で“いってらっしゃい”できるのが嬉しい」という言葉。私たちが子ども達に向き合うことは、保護者の方の力になることなんだと改めて気付かせていただきました。

―保育士の心に余裕があるから、子ども達にしっかり向き合える。子ども達にしっかり向き合うことで、保護者の力になれる。メディフェアが生み出したこの環境は、当然のように出来上がったものではないと感じます。お話を聞かせていただいてありがとうございました。

ありがとうございました!

取材協力
メディフェアHP

引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)

メディフェアは、長く働きづらいと思われている保育士の過酷な就業環境を改善するべく、さまざまな面を見直すことで待遇を良くし、保育士の皆さんが楽しく働くことのできる環境を目指しています。

  • 年収例:413万円~
  • 賞与年2回、月給の3.9~5カ月分支給
  • 週休2日制、有給休暇(6ヵ月継続勤務後10日付与)
  • 東京都・長崎県を中心に全国各地で保育所を展開

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