2年目の保育士です。1年目の時は補助として担任を持たず、担任としての業務も教えられませんでした。そのため、2年目になって園長から担任を打診された時も、まだ自信がなく、2年目は副担任を務めることになりました。しかし年度途中で複数の同僚が辞めたせいで、知らない間に担任業務を私がすることにされてしまって、仕事量が増えてとても辛いです。
※参照元:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14190082209)
現在、小規模保育園で新卒採用の保育士として働いていますが、園長のワンマンさや持ち帰り業務の多さなどがどうしても耐えられず、年度途中ですが退職を検討しています。ただ、そのまま理由を伝えるわけにもいかず、どうすれば良いか悩んでいます。
※参照元:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14227573604?__ysp=5L%2Bd6IKy5aOr44CA5bm05bqm6YCU5Lit)
保育士として働いていましたが、職場環境の悪さのせいで体調を崩してしまい、退職することになりました。ようやく体調が戻ってきましたが、年度途中での退職ということで、園や子どもたちに迷惑をかけたことも重々承知しており、このことが再就職の際に不利にならないかと不安を抱いています。
※参照元:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10219275830?__ysp=5L%2Bd6IKy5aOr44CA5bm05bqm6YCU5Lit)
昨年度末で保育士を辞めたいと思っていたものの、辞められず、現在は心療内科へ通院しています。心療内科で病気として診断されれば、休職か退職で選べると考えていましたが、要経過観察となったことで診断書をもらえず辞める機会を逃してしまいました。このまま保育士を続けるかと思うと、とても辛いです。
※参照元:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14223031434?__ysp=5L%2Bd6IKy5aOr44CA5bm05bqm6YCU5Lit)
年度途中でも保育士を辞めたくなったり、いっそすぐにでも辞めなければならないという状況になったりする理由として考えられるものの1つが「急な病気」です。
肉体的な病気であれば、退職でなく病気療養による休職として、しばらく保育園の業務から離れられることもあるでしょう。しかし、例えば保育園の業務内容や保護者との関係によって心の病気を発症してしまった場合、改善方法として原因となった保育園を離れることが必要になるかも知れません。
また、自分の体が健康であっても、家族の誰かが病気になったり介護が必要になったりする可能性もあります。
特に新卒採用の保育士や中途採用の新人保育士に多い理由として、就職前に期待していた環境と、実際の職場環境でギャップがあり、心の中でストレスが大きくなっていくというものがあります。
結婚したり、引っ越ししたりと、人生の転機や節目が訪れた時に、保育園で働き続けることが難しくなることもあるでしょう。
また、夫の転勤などによって居住地を変えざるを得ないといったケースもあります。
女性が多い保育士業界において、妊娠・出産による休職や退職は珍しくありません。また、産休明けに復帰したとしても育児の負担が大きく、結果的に働き続けることが難しいことが明らかであれば、産休明けと同時に退職するといった選択肢もあるでしょう。
園長や主任との関係、同僚との関係、そして保護者との関係など、保育士として働く場合は様々な人々との関係性が重要になります。そのため、人間関係がこじれて互いに信頼できなくなれば、そのままの職場で働き続けることが辛くなってもおかしくありません。
むしろ、明らかに精神的にストレスが大きかったり、職場で不当な扱いを受けていたりすれば、心機一転して新しい職場を探す方がお互いのためにも良い結果となることがあります。
転職を考えている人にとって、魅力的な求人を見つけた時にチャンスだと感じることは自然です。
また、これまで転職を考えてこなかった人であっても、今より魅力的な待遇や労働環境の職場を見つければ、自分のライフワークバランスを考え直すこともあるでしょう。
その他、自分自身が保育業界でスキルアップを目指したいからと、現状とは異なる環境への転職を考える人もいます。
他の保育士が年度途中で辞めた場合、すぐに代わりの人材が見つかりにくいため、急に業務負担が増大することもあります。
人材管理は事業主の責任ですが、実際に業務を行う保育士の仕事量が急増すれば、残された保育士まで辞めたいと思っても不思議ではありません。
保育士だってもちろん雇用契約の元で採用されていますので、年度途中で辞めることは可能です。ただ、仕事の性質上、スパッと辞められるかどうかについて不安がついて回りますね。どういった部分がネックになるのか具体的に見てみましょう。
多くの保育士さんの中にある非常に高い「年度末で辞めてはいけない」意識。なぜ何度途中の退職がそんなに嫌煙されるのか、以下のような理由があります。
補佐的な立場で採用されている保育士さんもいらっしゃいますが、多くはクラスの担任や副担任を任されているのではないでしょうか?
担任しているクラスの子供達が年度途中で先生が変わってしまうことに不安を感じるのではないか、保護者や周囲の先生から「途中で辞めるなんて無責任だ」と思われてしまうのではないか。責任の強い保育士さんほどそう感じ、「辞めたい・辞められない」の狭間のストレスに苦しむことになります。
一般的に退職の意志を伝えるのは退職の2週間前。単純に考えると2週間前に退職届を出すだけでよいのですが、その前に確認しておくことがあります。
園に採用になった際の「雇用契約書」に「退職の意志は退職1ヵ月前に伝える」などと表記があった場合は1か月前に退職の意志を伝えなくてはなりません。万が一「年度途中の退職を禁止する」との表記はあった場合は注意が必要です。
保育士の世界は狭い業界であるため、地元での転職を考えている人の場合、年度途中で辞めたという話が悪い噂となって、新しい職場まで回ってしまう可能性もあります。本人の知らないところで噂が回ってしまうと、きちんと否定したり訂正したりすることもできないため、潜在的なリスクになるかも知れません。
退職金は年単位で計算されるため、新年度が開始されてすぐに辞めた場合でも、年度末までもう少しという時点で辞めた場合でも、同じ年度内であれば退職金の額が変わらないことがあります。
そのため、年度末まで待たずに辞めてしまうと、タイミングによってはほんの数ヶ月差で1年分のロスになることもあるでしょう。
雇用契約で年度途中退職を禁止されているとしてものっぴきならない事情があることも。仕事を続けることで心身ともに衰弱してしまうようであれば黄色信号です。園を守る前にまず自分を守りましょう。ここでは年度途中で上手に退職する方法をご紹介しましょう。
退職するときは親の介護や引っ越しなどシンプルな理由でない限り色々と言いたくなってしまうもの。色々言ってしまうとうまく丸め込まれてしまう可能性があります。「あのときは…」「このときも…」と、言いたい気持ちをぐっとこらえて極力わかりやすい理由を伝えるように準備しておきましょう。
退職理由にもよりますが、退職の意思を伝えた翌日からの周囲の目は非常に気になるものです。2週間以上周囲を気にしながらの職務となりますので可能な限り無心で行いましょう。
短期間で今まで自分がしてきた膨大な仕事の引継ぎを完璧にするのはほぼ不可能。退職を胸に秘めたその日からノートやパソコンで引継ぎ内容を作成します。最悪、それを見ればわかる虎の巻レベルまで仕上げておくことにより、自分自身が後ろ髪惹かれることはありません。気持ちよく次の職場で働くために準備しておきましょう。
退職理由にもよりますが大半の保育士さんは次の就職先を決めてから退職する方がほとんど。「退職したらゆっくりしよう」という悪魔のささやきが聞こえてきますが、やはり問題になるのはお金の問題です。
収入が途切れる上、国民健康保険料や年金など会社が今まで対応をしてくれていた諸費用の手続き・支払いが必要でしょう。そして忙しいときに気づかないのが「無職の重圧」。社会的にはもちろんですが、昼間にのんびり外出していると家族や友人、近所のおばちゃんの目線まで気になってしまうものです。
焦って就活して自分の能力を発揮できない職場に再就職してしまったら本末転倒。退職の意思を固めた時点で就職活動を始めておきましょう。
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引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)
メディフェアは、長く働きづらいと思われている保育士の過酷な就業環境を改善するべく、さまざまな面を見直すことで待遇を良くし、保育士の皆さんが楽しく働くことのできる環境を目指しています。