託児所とは、認可外保育施設の一種であり、保育施設であることに変わりはありません。保育士が託児所へ転職するための知識や、託児所の大変なことなどを紹介します。保育園と託児所との違いをよく理解して、転職を検討してみてくださいね。
託児所は、保護者が育児をできない理由がなくても子どもを預けられる保育施設で、認可外の保育施設となります。生活習慣や集団生活を教育する目的のある保育園と違い、年齢に合わせた世話をすることが目的で、施設形態はさまざまです。
独立型、企業内、病院内などの施設内、一時託児所など種類が豊富なので、働き方もそれぞれ違ってきます。
託児所で働く場合、保育士の資格が必ずしも必要ではありません。無資格でもパート職員として託児所で働くことも可能なので、空いた時間を利用して子どもたちと関わる仕事ができます。
ただし、保育士の資格があれば優遇されることは間違いなく、預かる子どもの年齢も、0〜5歳までと保育園と同じです。
託児所にはさまざまな形態がありますが、子どもを安全に預かることが目的ですので、基本的に運動会や生活発表会などのイベントがありません。そのため、イベントのための準備や残業などになることが少ない傾向にあります。
一時託児所は時間から時間で預かるため、仕事がきっちりと終わることが多く、子育てなどをしながらも働きやすいと言えるでしょう。
託児所は、施設によって形態や保育の内容が大きく異なります。勤務時間やシフトなども、託児所によって違うため、自分のライフスタイルに合った託児所を選べば、無理なく働くことが可能。
以前は保育士として働いていたけれど、ブランクがあったり、体力に自信がなかったり、という方にも向いています。
託児所の求人はパートが多い傾向です。託児所で正社員で働きたい人にとってはハードルが高いかもしれません。また、認可外保育施設なので、保育士のキャリアアップとなる「保育経験年数」には換算されないので注意が必要です。
託児所は一時預かりも多く、雇用が不安定というデメリットも。安定した働き方がしたいのであれば、おすすめできません。
託児所で子どもの世話をするのに、保育士の資格は必要ありません。パートであれば資格がなくても雇用されます。ただし、保育士の資格や経験があれば、転職に有利なことは間違いありません。
給与や待遇面でも優遇される可能性は高く、正社員として雇用されることもあるでしょう。
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引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)
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