保育士の産休取得事情

女性にとって一大イベントとなる出産。幸せなイベントである出産が、多くの保育士さんにとって悩みの種になることも。保育士という仕事と産休についてまとめています。

産休について法律で決まっていること

そもそも「産休」とはどんな制度なのでしょうか?産休とは、産前休暇と産後休暇の総称である産前産後休業のことです。

産前休暇

出産予定日の6週間前からとることのできる休暇(双子や三つ子などであれば14週間前から)で、職場に申請して取得します。本人が希望すれば休まないこともできます。

産後休暇

出産してから8週間の休暇のことで、法律によって働くことが禁止されている期間です。どうしても本人が働きたいのであれば、最短で出産してから6週間後であれば職場復帰可能です。ただし、産後の経過に問題がない場合に限っており、医師に許可を得たうえで診断書を発行してもらうことが義務となっています。

保育士は産休を取りにくい?

産休は法律で定められている休暇ですから、原則はどんな状況であっても誰しもがとれるはずです。しかし、現実はそう気軽にとれるものではなく、職場の雰囲気や状況などが大きく影響するようです。内閣府が発表したデータでは、保育士に限らず第1子の出産をきっかけに退職した女性は46.9%で、約半数となります。

実際に私たちがとったアンケートでも、「育休・産休は十分な期間とれたか」という質問に3割弱の保育士さんが「いいえ」と答えています。保育士の人手不足は問題になっているほどですので、休みたくても周りの職員のことを考えると休めなかったり、ハードな仕事内容により、体力的に仕事と育児の両立は無理だと諦めてしまう人も少なくないようです。つまり、「保育士が産休をとりづらい」のではなく、「職場や園の雰囲気」によるところが大きいようです。

産休後は職場復帰をしにくいという声も

女性は出産を迎えると、どうしても休まざるをえません。命がけで小さな命を生み出すのですから、赤ちゃんが出たからすぐに仕事に戻ります!というわけには当然いきません。体を休め、体が元の状態に近くなるのを待たなくてはいけません。出産というのは、それほど大変なことなのです。

しかし、その休暇の間の仕事をほかの人が負担していることも事実です。そのため、しっかりと産休をとって戻ったときにいい顔をしない職員がいないとも限りません。また、この先も迷惑をかけることが多くなるでしょうから、メンタルを強く保ち続けることが求められます。

労働環境として復帰を阻むのは、労働時間や持ち帰り仕事、休日などです。自分の子どもを保育園に預けて、自分も別の保育園で働くということは、労働時間と預ける時間が重なるということです。朝子どもたちを迎える準備をして待つためには、自分の子どもは配偶者や親に保育園へ送ってもらう必要がありますし、帰りも同じです。

時短を認めている園であればいいのですが、たとえ認めていても職場の仲間がそれを快く受け入れる空気をつくっていてくれないと気軽に働くことは難しいのが現状です。これは休日でも同じことが言えますし、多くの持ち帰り仕事を子育てをしながら家でこなすのはかなりハードルが高いのも事実です。

ほかにも、保育園のイベントはだいたい同じ時期ですから、職場の行事と自分の子どもの行事の日程が重なってしまった場合、自分の子どもの行事に参加できないこともあります。

こうしたさまざまな理由により、職場復帰が難しいと感じる保育士が多いのが現実のようです。実際、私たちがとったアンケートでは、「産休・育休後の職場復帰はできているか」という問いには16%程度の保育士さんが「いいえ」と答えています。

取材協力
メディフェアHP

引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)

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