楽しく働ける新卒保育士の特徴

保育士という仕事は、理想との大きなギャップを感じる人も少ない仕事です。しかし、どの仕事も新卒で働き始めると「思っていたのと違う」と感じることが多いものです。では、楽しめる人とそうでない人の違いや楽しむための秘訣はなんでしょうか?まとめてみました。

保育士の仕事が楽しいと感じる新卒とそうでない新卒の違い

実際に勤務するのが初めての新卒。初めてのことばかりで緊張と不安でいっぱいな中にも多くの夢を抱えているのは誰しも同じでしょう。では、同じ新卒でも仕事が楽しいと感じる人とそうでないと感じる人の違いはどこにあるのでしょうか?

そもそも、新卒が仕事を楽しいと感じるのは気持ち次第と言えます。たとえば、ピアノを弾けるようになりたいとピアノ教室に通い始めても、最初からスラスラ弾けるようになるわけではありませんよね。最初は退屈なくらい基礎の練習をしなくてはいけません。それを楽しいと思えるかどうかは、その人次第です。同じ繰り返しをつまらないと感じるのか、ひとつでもできるようになったことを楽しいと思えるのか、考え方ひとつです。

保育の仕事も、命を任されているわけですから、新卒が最初からすべてを任されて自分が思ったように園児を率いる、なんてことができるわけありません。「こんな風な保育士になりたい」という理想が高ければ高いほど、ギャップに苦しみ、楽しいと思えないでしょう。逆に、ひとつでも新しい仕事を任せてもらえることをうれしいとワクワクできる新卒は毎日の仕事を心から楽しむことができます。

保育士の仕事を楽しくするためには目標を持つことが大切

保育士の仕事を楽しむためには「目標」をもつことが必要です。新卒であっても、当然園児や保護者からすれば一人前の保育士と同じですから、責任をもって必死に仕事に邁進することは必要ですが、「うまくできなくて当たり前」「1日1つ新しいことができるようになろう」と自分の中のハードルを低く設定しましょう。

そのうえで、前向きにひとつずつ小さな目標をクリアしていくことを楽しめると、仕事自体を楽しむことができるようになるでしょう。「これができなかった」「これを失敗した」ではなく、「これができた」「こんな素晴らしいことがあった」と良い面を見つけていくのです。新卒は怒られてなんぼ。叱責の分成長できたと自分をほめてあげましょう。

また、不安を抱えていると失敗も起こりやすくなります。不安は「よくわからない」ことによって引き起こされます。不安を減らすにはわからないことを減らす必要があります。事前に、就職先の園でよく歌う楽譜を弾けるようにしておく、仕事の流れを把握しておく、園児の顔と名前をある程度一致させておく、など予習しておくとよりスムーズに仕事に慣れることができ、仕事を楽しめるようになるかもしれません。

仕事にやりがいを感じられる保育園の選び方

まずは、あなたがどんなことに「やりがい」を感じるかを自分の中で確認しておきましょう。たとえば、ひとりひとりに手厚い保育をしたいのか、お給料が高さが重要か、大々的な行事を手掛けたいのかなど、人によって求めるものは違うかと思います。

園児ひとりひとりに向き合って、手厚い保育をしたいのであれば小規模な保育園がおすすめです。大規模であると、どうしても園児をまとめるために右向け右になってしまうからです。しかし、小規模であれば行事も小規模になります。大々的に盛り上がる行事を手掛けたいのであれば大規模幼稚園がいいでしょう。ただし、その分行事の準備など残業は増えてしまうでしょうし、仕事量も多くなることが考えられます。どんな働き方をしたいかで選ぶ園のタイプが異なってきます。

また、早期幼児教育や音楽教育、宗教教育、裸足保育など、園によって方針や方法が異なってきます。入社後に自分が望む保育のあり方とのギャップに苦しむ前に、パンフレットやホームページなどでしっかりと確認しておきましょう。

取材協力
メディフェアHP

引用元HP:株式会社メディフェア公式HP(http://medifare.jp/)

メディフェアは、長く働きづらいと思われている保育士の過酷な就業環境を改善するべく、さまざまな面を見直すことで待遇を良くし、保育士の皆さんが楽しく働くことのできる環境を目指しています。

  • 年収例:413万円~
  • 賞与年2回、月給の3.9~5カ月分支給
  • 週休2日制、有給休暇(6ヵ月継続勤務後10日付与)
  • 東京都・長崎県を中心に全国各地で保育所を展開

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